追従運搬ロボット「サウザー」/ライン上の目的地点へ移動できる機能搭載

2017年11月22日 

Doogは11月20日、追従運搬ロボット「サウザー」にライン上の目的地点へ移動できる機能であるハイウェイ方式を搭載した。

<追従運搬ロボット「サウザー」>
追従運搬ロボット「サウザー」

サウザーは人の後を追従して荷物を運搬する簡便性に加え、汎用性の高さを特長として物流・製造・サービス業を中心に幅広く現場で運用されている。

今回、ハイウェイ方式によって無人ライン走行機能を拡張したサウザーは、現場に新たな価値を提供し、より幅広い利活用を促進する。

ハイウェイ方式は、サウザーが床面に敷設した再帰反射テープに沿って走行する無人ライン走行のオプション機能を加わった。

<ハイウェイ方式による利用イメージ>
ハイウェイ方式による利用イメージ

走行するライン上に再帰反射テープを用いてバーコードマーカを設け、サウザーは指定された行先に応じて速度を変更したり、分岐路を走行することが出来るようになる。

環境認識によって合流路ではサウザーが互いを検出し、自律判断によって譲り合って走行することができ、経路管理システムを新たに設置することなく、複数のサウザーをルート上で運行することができる。

IoT 対応によりネットワークからの作業指示を受け取り、現在位置や作業状態を報告することも可能で、これによって離れた場所にあるサウザーを呼び出すことや、シーケンス化された作業計画、業務全体の作業最適化を計画するシステムと連携することが可能になった。

サウザーは小規模な現場において簡単に運用が始められるだけでなく、大規模な現場において運用台数を増やす際に新たなサウザーを導入すれば、ハイウェイ方式でも即座に運用ができる。

無人搬送は現場での導入規模や運用形態によって、必要とされるシステムの規模が異なり、ハイウェイ方式のスタンドアロン運用では操作者はサウザーに搭載した操作端末で行き先を指定することが出来る構成で、コンパクトな導入形態を実現する。

IoTを活用すると、現場に設置した端末からすべてのサウザーの状態を把握し、操作者の居るところまでサウザー呼び出すことなどが出来るようになる。

外部のシステムからクラウド上でハイウェイ方式に運行指示を出すことで、作業計画に基づいたサウザーの最適配車や、WMS 連携によりサウザーを現場システムに組み込んで運行することができる。

このためサウザーの台数と運用形態は現場にピッタリな規模を選択できて、後からのスケール調整も可能だ。

ハイウェイ方式では、合流地点でもサウザー同士が衝突することは無いため、経路管理システムなどを導入する必要がなく、現場にラインとバーコードマーカを設置すれば、すぐに運用を始められる簡単さ、現場作業者への分かり易さが大きな利点。

IoT 対応によってネットワーク化を導入する際にも、ハイウェイ方式がスタンドアロンで運行できる仕組みに基づいているため、現場にどのようなルートを設置したかシステムへ入力する事前準備が必要なく、共通化されたクラウドサーバで処理ができるため導入が簡単。

ハイウェイ方式は共通部を提供しており、操作端末上のアプリケーションにおいて現場地図を表示する際や、最適配車のために各地点間の走行時間を計算する際には、現場向けにカスタマイズをされたアプリケーションやシステムとハイウェイ方式を接続することで、個々の現場要望にも応えやすい構成を実現している。

なお、外部システム連携はシステムインテグレーション事業部門やWMSを有する事業者との連携による提供を予定している。

遠隔配車や業務ログ分析のための現場毎のインタフェース提供は、アプリケーション開発事業者との連携による提供を予定している。

サウザーの導入事例では、日立物流での物流倉庫内運用に関する検証を加速させ、本格的な活用が始まっている。製造業では、日産自動車の相模原部品センターでは、大型コンテナを用いたピッキング業務において、追従運搬ロボットを用いて作業者の生産性向上に取り組んでいる。

保守体制として日本全国に150か所を超えるサポート網を持つ保守事業者と提携している。

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