JICA/ニカラグアに円借款、貧困地域での物流の改善に貢献

2017年10月11日 

国際協力機構(JICA)は10月11日、ニカラグア共和国政府との間で、「リオ・ブランコ-シウナ間橋梁・国道整備事業」を対象として、10月9日、49億4000万円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印したと発表した。

この事業は、同国の首都マナグアと北カリブ海自治地域(Region Autonoma de la Costa Caribe Norte:RACCN)を結ぶ国道21B号線のうち、リオ・ブランコ-シウナ間の4橋梁の架け替えとアクセス道路整備を行うもの。

これにより同区間の輸送能力向上を図り、RACCNの農畜産業の発展に寄与することを目的としている。

貸付資金は4橋梁及び既存道路へのアクセス道路にかかる土木工事、コンサルティング・サービス(入札補助、事業全体管理、施工監理)等に充当される。

事業により4橋が整備された後には、旅客量・貨物量は1.5倍以上の増加が見込まれ、農畜産品の流通・輸出促進により農業・畜産業開発も期待される。

事業の完成予定時期は2022年6月(全ての施設供用開始時をもって事業完成)。

コンサルティング・サービス(詳細設計等)にかかる招請状送付予定時期は2017年11月、本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示は調達パッケージ名は土木工事パッケージ(civil works)、予定時期は2018年10月。

JICAは同国において20年以上に亘り、運輸インフラ分野において、無償資金協力を通じて24の橋梁建設を支援しており、橋梁建設事業は象徴的な協力事業として知られている。

JICAは、この事業を通じ、首都とRACCNを結ぶ国道の輸送能力向上、農畜産業の発展、並びに同国の地域格差是正に貢献していくとしている。

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