日本アクセス/全国チルド幹線物流網を構築、配送を12時間短縮

2017年07月19日 

日本アクセスは7月19日、全国チルド幹線物流網を2017年度中に構築する方針を明らかにした。

<全国チルド幹線物流網の概要>
全国チルド幹線物流網の概要

これまで関東、近畿、中四国のチルド幹線物流網を構築していたが、2016年下期に北海道から関東へのチルド幹線物流網を構築した。

北海道から関東へのチルド幹線物流網が構築できたことで、同業他社では36時間かかる配送時間が24時間となり、約12時間を短縮できたという。

<チルド幹線物流網の効果>

北海道は良質な特産品などさまざまな商材が多くあるが、温度帯管理が必要な商品が多く、賞味期限も短い課題があった。

少しでも早く、大消費地である関東や関西などへ商品を配送することで、販売できる時間を増やすことができ、廃棄ロスの削減にも寄与する。

関東から近畿、近畿から中四国へのチルド幹線物流は、2015年下期に完成している。

現状では、北海道から関東、関東から近畿、近畿から中四国への物流を確立した。

<チルド幹線物流網の将来図>
チルド幹線物流網の将来図

2017年度中には、近畿から九州へのチルド幹線物流網を構築することで、北海道から九州までを網羅した全国チルド幹線物流網を完成させる計画だ。

同社によると、「全国にはまだ知られていない優れた商材があるが、賞味期限の課題や物流コストの課題などで紹介できていない商材がある。チルド幹線物流を構築することで、地方の優れた商材を全国で販売するサポートをし、商品の商流を拡大したい」という。

これまで、関東のメーカーで近畿に商品を運ぶことが難しい商材を製造するメーカーが、チルド幹線物流網を使用することで、近畿へ進出した事例もある。

チルド幹線物流は通常の物流に比べ配送コストがかかるため、ワンランク上の上質商材での利用が多いという。

商品の温度帯管理を伴うコールドチェーンを伴うチルド幹線物流は、自社が得意とするコールドチェーンを最大限に活用した商品提案を強化する予定だ。

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