三菱地所の物流戦略

2017年07月11日 

三大都市圏を中心に単独・共同で複数新規開発

―― ここ最近、新規物件の発表が続いています。
細包 そうですね。3月23日にはロジクロス厚木が竣工しました。ここは「三鷹倉庫」さんと全棟賃貸借契約を締結しました。都心部消費地への配送をはじめ、圏央道・東名高速道路・国道129 号線へのアクセスが良好で、首都圏広域、並びに関西・東海地方への配送も可能な物流拠点となる場所だと思います。また、小田急小田原線「愛甲石田」駅から徒歩圏内で、路線バスの運行もあることから、雇用確保の面においても良好な環境だと思います。

―― ロジクロス厚木ではさまざまな工夫を図っています。
細包 1階に大型トラックが着車可能なトラックバースを2方面(L字型)に設置しています。環境負荷低減の一環として、丸の内エリアのオフィスビルで使用していたOAフロアパネルを再利用しています。また、施設で働く方々の職場環境を配慮し、各倉庫区画に対してそれぞれ喫煙室・休憩室・給湯室を設置し、トラックドライバー専用のトイレ・喫煙室も設置しています。

―― 5月15日には、ロジクロス習志野が着工しました。
細包 三菱地所単独開発では4棟目となります。千葉県エリアの主要幹線道路の国道357号線に至近で、首都高速湾岸線を利用した都心向け配送や、東関東自動車道、京葉道路を利用した広域配送も可能な場所です。JR京葉線の新習志野駅から徒歩約5分で、従業員の通勤環境も良好だと思います。ここも「日本リアリスト」さんと全棟賃貸借契約を締結しています。

―― 5月16日には阪急電鉄との共同開発も発表しました。
細包 これは、大阪府茨木市の彩都東部地区山麓線エリアに2棟・延床15.7万㎡の大規模物流施設を共同で開発・推進するものです。1棟はマルチテナント型、もう1棟はBTS型を予定しています。

―― ここも、非常に立地が良いですね。
細包 計画地は、名神高速道路茨木ICまで約2.5㎞、吹田JCTまで約5.2㎞に位置し、国道171号線の主要幹線道路にも近く、道路アクセスの非常に良い場所です。竣工は2020年から2021年を予定しています。

―― 6月19日には、ロジクロス神戸三田が竣工しました。
細包 BTS型で開発したもので、テナントは京都府、兵庫県北部を中心に、大型ショッピングセンター、食品スーパー、ホームセンター、レストランなど多業種を展開している「さとう」さんと一棟貸しの契約を締結しています。中国自動車道・六甲北有料道路「神戸三田IC」至近の工業団地内に位置し、西日本広域の配送もカバーが可能な場所です。

<ロジクロス習志野 外観パース>
ロジクロス習志野 外観パース

<彩都もえぎ 外観パース>

<ロジクロス神戸三田外観>

<ロジクロス神戸三田1Fドライ倉庫部、マルチカートシステムを導入>

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