キューネ・アンド・ナーゲル/海上貨物輸送に起因するCO2排出量を削減へ

2017年06月09日 

キューネ・アンド・ナーゲルは6月9日、海上貨物輸送によって発生するCO2排出量を請求書に記載する情報提供を5月より本格運用していると発表した。

キューネ・アンド・ナーゲルの顧客は貨物輸送に起因するCO2排出量の分析、報告、管理を改善し、環境負荷の長期的な削減を達成することができる。

キューネ・アンド・ナーゲルは、請求書に記載するCO2排出量を計算するためにオンラインツールのGSCC (海上輸送CO2算出システム)によるデータを使用し、FCLとLCL貨物のドア・ツー・ドア輸送に起因する二酸化炭素(CO2)、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)の排出量を瞬時に提示する。

FCLのポート・ツー・ポートでの排出量データはCCWG(Clean Cargoワーキンググループ)によって算出される。CCWGを構成する船社メンバーは世界のコンテナ輸送の87%を占めており、各船舶の輸送レーン、船の大きさ、移動距離に伴う実際の燃料消費量に基づいて排出量が算出される。

CO2情報開示システムは、新たに開発されたキューネ・アンド・ナーゲルの炭素管理プログラムの一部。ここでは顧客のCO2排出量を、物流と倉庫を含むサプライチェーン全体を通して算出することが可能だ。

同社の物流情報管理システムKNLoginにリンクするGTCC(国際輸送CO2算出・報告システム)に組み込まれているため、海上輸送、航空輸送、陸上輸送によるCO2排出量のオンライン監視が可能。

GTCCは二酸化炭素の排出量を示すだけでなく、それらを減らすための選択肢も提示する。

なお、キューネ・アンド・ナーゲル(本社:スイス、シンデレギ)は世界100か国以上、1300を超える拠点において7万人以上の社員を擁する、世界をリードする物流企業グループ。主に海上貨物輸送、航空貨物輸送、コントラクトロジスティックス、陸上輸送の分野で確固たる地位を確立しており、IT技術を基盤としたインテグレーテッドロジスティックスでは高い評価を得ている。

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