キリングループロジスティクス/ロボットスーツ公開

2016年07月01日 

キリングループロジスティクス(KGL)は7月1日、横浜市のキリンビール横浜工場で「人に優しい物流環境整備に向けた安全ミーティング」を開催した。

<ミーティングで訓示する加藤元社長>
ミーティングで訓示する加藤元社長

7月1日から7日までが全国安全週間にあたり、実施したもので、作業負荷低減へのチャレンジとしてロボットスーツの着用も公開した。

加藤元社長は「キリン品質を担保するにはまず安全が第一と考えている。商品に優しく、社会に優しくすることは、自分にも優しくすることが原点だ。物流現場では腰痛などにつながる労働災害も多い。ロボットスーツを試験導入したのもその解消策の一つ。酷暑の季節となるが、一人一人の健康に留意しながら、キリン品質を守るために現場力を高めていきたい。コストと時間はかかるが、それがキリン品質を守り、ブランド力を上げる方法だ」と話した。

<缶ビールケース2個を1つにセットする>
缶ビールケース2個を1つにセットする

<ロボットスーツを着用して作業>
ロボットスーツを着用して作業

<荷物の正しい持ち方で実演講義>
荷物の正しい持ち方で実演講義

<指差し確認>
指差し確認

<輪になっての指差し確認と安全唱和>
輪になっての指差し確認と安全唱和

ロボットスーツはサイバーダイン社のモデルで、横浜支店で4月から6月まで2台を試験導入した。

工場からの出荷の際にデバンニング作業を行うが、缶ビール2ケースを1セットにする作業にロボットスーツを採用。

1ケースが12.5kgで合わせて25kgになり、結束するバンドを持つことが禁止されているため、持ちにくく、1日2100セットを3人体制3時間で行うことから、腰痛の大きな原因になっていた。

2か月の試験導入で、協力会社を含めて着用者からは高い評価を得ている。

一方、ロボットスーツがすぐに全ての部署に導入できるわけでもなく、基本は生身の人間が行う作業もなくならないことから、改めて作業工程の見直しも始まるなど、新しい動きも出ている。

これまでの安全・品質の取り組みで、拠点構内での重大災害は昨年度の13件から3件に減少しているが、拠点外の交通事故等では横ばい状態で、今後の課題としている。

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