日本郵船/「SIMS」が地球温暖化防止活動で、環境大臣表彰

2015年12月04日 

日本郵船は12月4日、MTIと共同で開発したパフォーマンスマネージメントシステム「SIMS(Ship Information Management System)」が「2015年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品化部門)」を受賞したと発表した。

<表彰式 左からMTIの五十嵐誠社長、平口洋環境副大臣、日本郵船の吉田芳之常務>
表彰式 左からMTIの五十嵐誠社長、平口洋環境副大臣、日本郵船の吉田芳之常務

「SIMS」は運航状態や燃費に関する詳細なデータを陸側のデータサーバに一時間ごとに自動送信するシステムで、これにより運航に関わるビッグデータを船陸間でタイムリーに共有することが可能となる。

日本郵船は、コンテナ船の省エネ運航のために2012年より「SIMS」を本格的に導入することで、本船の船速や燃費に関するパフォーマンス、また天候などの状況を船陸双方で正確に把握し、それらのデータを解析することで運航や配船の大幅な効率化を実現し、約10%の省エネ効果を達成した。

2014年4月には日本郵船グループ内に運航ビッグデータ特命プロジェクトを設置、取り組みを強化した。

現在は、130隻以上のさまざまな船種にこのシステムを搭載し、省エネ運航にとどまらず、機関故障の低減・予防を通じた修繕費・ロスタイムの削減、さらには港湾・貨物情報を組み合わせた競争力のある船型の提案など多様な用途を想定しながら、ビッグデータの活用を継続中。

ビックデータ活用の推進、船舶の安全・省エネ運航を深化させる開発と運用が高く評価された。

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