JLL/物流施設の空室率は3.9%、依然として貸主優位市場続く

2015年08月10日 

ジョーンズラングラサール(JLL)は8月10日、ロジスティクス施設での需給や空室状況、賃料・価格動向及び12か月予測をまとめた調査レポート「ジャパン プロパティ ダイジェスト(JPPD)2015年第2四半期」を発表した。

東京のロジスティクス(物流施設)市場は、月額坪当たり4185円(共益費込)。前期比1.3%、前年比6.1%の上昇となった。

引き続き上昇したものの、上昇率はやや減速した。サブマーケット別にみると、ベイエリア・内陸とも緩やかに上昇した。

価格は前期比4.0%、前年比19.4%の上昇となった。投資利回りはほぼ横ばいで推移した。

第2四半期の新規供給は2棟・20万m2となり、ストックは前期比3.5%増加した。GLP綾瀬(6万9000m2)とGLP座間(13万2000m2)が竣工した。旺盛な需要が新規供給を吸収し、空室率は3.9%と前期比横ばいとなり、貸主優位市場が継続した。

12か月見通しでは、投資市場は、低金利環境を背景に当該セクターへの参入を検討する投資家が増加する中で、投資利回りには下方圧力が加えられ、価格の上昇率を下支えする見通し。

賃貸市場では、テナント需要は旺盛となる一方、新規供給は過去5年平均比2倍超となる見通しであることから、賃料は若干の軟化が懸念される。

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