国交省/輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送促進で調査報告書

2015年05月13日 

国土交通省は5月13日、学識経験者、物流事業者、荷主企業等からなる「輸出入コンテナ貨物における鉄道輸送促進に関する調査会」を2014年12月~2015年3月に3回開催し、貨物鉄道事業者等の関係各者が協力・連携し取り組むべき輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送を促進する具体的方策の方向性について検討を実施し、報告書をとりまとめた。

輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送の促進に係る課題では、コスト競争力の確保、リードタイムの短縮、40ft背高コンテナ輸送の確保を挙げている。

輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送を促進する具体的方策の方向性では、コンテナターミナルから鉄道貨物駅への入場経路の最適化等により、ショートドレージに関する作業の効率化の検討や、ショートドレージを解消するオンドックレールの導入検討を行う必要があるとしている。

輸出入貨物に使用する空コンテナの回送を削減するため、内陸部での鉄道貨物駅のコンテナデポ化のための整備・改修の検討を行う必要がある。

特に40ft背高コンテナの輸送需要が多く見込まれる区間(関東→九州方面)で、従来の鉄道貨車よりもコンテナ積載位置の高さを低くし、背高コンテナの輸送を可能とする低床貨車の優先的な開発・導入を行う必要がある。

さらに、輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送の促進に向けて、鉄道輸送の有効性のPRとともに、課題解決に向けたJR貨物をはじめとする関係企業の努力や関係各者の協力・連携が必要。さらに、国の審議会において検討を深める等、官民連携を図りながらの具体化が求められるとしている。

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