センコー/3月期は大幅な増収増益

2015年05月07日 

センコーが5月7日に発表した2015年3月期決算は、売上高3984億4700万円(前期比19.3%増)、営業利益136億4900万円(12.6%増)、経常利益132億3400万円(17.1%増)、当期利益70億7300万円(8.8%増)となった。

流通ロジスティクス事業は、関東・中部・関西で大型物流センターを順次稼働させた。5月に「田原本物流センター」内の新倉庫、6月には「守山PDセンター3号倉庫」、7月には「北関東PDセンター」、10月には「名古屋第2PDセンター」を稼働させ、物流業務の拡大を図った。

企業が物流業務をアウトソーシングする動きが強まる中、5月に大手飲料メーカーから九州エリアを中心とする輸配送などの物流業務を、10月には大手ガス販売会社の物流子会社から一般貨物の物流事業と通関事業をそれぞれ譲り受けて業務を開始した。

食品物流事業強化の一貫として、専門ノウハウを持つ物流会社をグループに迎えた。6月に北海道で農産物の物流を手掛ける三協物流荷役、三協ロジスティクスを、10月には全国規模で低温(冷凍・冷蔵)物流事業を手掛けるランテックをそれぞれ子会社した。

ランテックは1000台を超える冷凍・冷蔵輸送車両と、約2万坪の低温倉庫、半世紀以上にわたり培ってきた低温物流のノウハウを有している。

住宅物流事業は、関東地区での住宅資材の配送能力を強化するため、谷和原住宅物流センターを11月に稼働したほか、大手ソーラーパネルメーカーの工場内の物流から倉庫保管、荷役、出荷、配送までの業務を一括で受託し、その一部を今年1月から開始している。

ケミカル物流事業は、重油船「扇和丸」を11月に就航させたほか、独自に開発したバルクコンテナを活用した効率的な輸送提案を行い、新規案件を獲得するなど事業拡大につなげている。
海外は、東アジアでは、中国国内での自動車部品の輸送業務を新たに開始する契約を10月に締結し、今年6月から業務を開始する予定。

また、韓国では前期に開設したKO-SENKO物流センターを活用した日韓一貫物流体制の構築、北米では7月にアメリカ現地法人にメキシコ支店を開設し、メキシコ国内及びアメリカ間の輸送業務を開始するなど業務拡大に取り組んだ。タイでは同国最大のレムチャバン港で輸出入貨物を扱う物流センターの建設を進めており、今年夏頃の稼働予定。

来期は、売上高4400億円(10.4%増)、営業利益168億円(23.1%増)、経常利益160億円(20.9%増)、当期利益87億円(23.0%増)を見込んでいる。

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