日通総研/2015年度の国際貨物輸送の輸出は3.1%増

2015年04月15日 

日通総研が発表した「2015年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)」によると、国際貨物輸送の2015年度の外貿コンテナ貨物の輸出は3.1%増加になるとしている。

2015年度は、世界経済の緩やかな拡大を受けて、着実な増加傾向を示し伸び率は前年度を上回る。ただし、自動車部品をはじめとする生産拠点の海外シフトの進行や、現地調達率の上昇が下押し要因となり、年度全体では3.1%の増加と予測。

2015年度の輸入は、円安の影響もあり、消費財に大きな伸びは見込めないが、機械機器輸入の増加が下支えとなり、年度全体では2.8%の増加と予測している。

国際航空貨物の輸出は、2015年度は全体で3.5%の減少と予測。労使合意に達したものの、北米港湾の混雑に伴う太平洋線における盛り上がりは、2015年4~6月期前半まで続く見通し。その後は、自動車部品の増勢の一巡、海上からのシフトの反動もあり、太平洋線は大幅なマイナスに転じる。

2015年度の輸入は、個人消費が持ち直すものの、円安に伴う輸入価格上昇の影響もあり、消費財の輸入は弱含む。電子部品等機械機器類は底堅く推移するが、輸送量を下支えするまでには至らず、全体では2.0%の減少と予測している。

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