日本郵便/6200億円で豪州物流企業Toll Holdingsを子会社化

2015年02月18日 

日本郵便は2月18日、豪州証券取引所に上場する豪州物流大手であるToll Holdings Limited(トール社)の発行済株式100%を6200億円で取得し、子会社化すると発表した。

日本郵便は、国内事業の強化と同時に、成長著しいアジア市場への展開を中心に、国際物流事業を手掛ける総合物流企業として成長していくことを目指している。

その国際物流事業として、2014年10月に仏ジオポストと香港レントングループとの資本・業務提携を締結し、国際宅配便サービスを開始しているが、今後アジア市場での確固たる地位を確立しながら、更なるグローバル展開を図るために、豪州の大手上場物流企業であるトール社の株式取得を行うことを決定したもの。

トール社は、今後物流の増加が見込まれるアジアパシフィック地域で高いプレゼンスを有し、事業別・地域別ともにバランスのとれたポートフォリオを有している。

また、フォワーディング事業と3PL(コントラクト・ロジスティクス)事業を海外展開しており、多国籍企業経営の経験も豊富なことから、日本郵便はトール社をグローバル展開のプラットフォーム企業と位置付け、同社の有する知見と経験を活用することで、国際物流事業を拡大し、収益拡大を図っていくとしている。

なお、トールグループ傘下のトールエクスプレスジャパン(旧フットワークエクスプレス)についても引き継ぐ。

■トール社の概要
名称:Toll Holdings Limited
所在地:Level 7, 380 St Kilda Rd, Melbourne, VIC Australia. 3004
事業内容:フォワーディング事業、3PL 事業、エクスプレス事業に強みを持つ総合物流企業
資本金:29億7700万豪ドル
上場日:1993年10月12日
2014年6月期
連結純資産:27億3300万豪ドル
連結総資産:59億200万豪ドル
連結営業収益:88億1100万円
連結EBITDA:7億1000万豪ドル
連結当期純利益:2億9300万豪ドル

取得価額及び取得前後の保有株式の状況
異動前の株式所有割合:0.00%
異動後の株式所有割合:100%
取得価額:約6200億円

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