東京のロジスティクス(物流)市場/物流施設の賃料、前年比1.8%上昇

2014年08月15日 

総合不動産サービス大手のJLLは8月13日、日本のロジスティクス市場における市況、賃料、需要、12か月見通しをまとめた調査レポート「ジャパン プロパティ ダイジェスト(JPPD)2014年第2四半期」を発表した。

東京のロジスティクス(物流)市場の賃料は、月額坪当たり5963円(共益費込)で、前期比0.7%、前年比1.8%上昇し、12四半期連続の上昇となり、上昇率は緩やかに加速していると分析した。

需要は旺盛となり、3PLを含む運輸業、郵便業、製造業等のテナントによる空室消化が進み、大量の新規供給が需要を喚起し、大規模な空室消化がみられている。今後の新規供給は3PL等による予約契約も順調に進んでいる模様という。

東京ベイエリアの新規供給は「Dプロジェクト 東京城南島」(延床面積5万㎡)となった。東京圏全体の新規供給は潤沢で、内陸部で竣工した物件には「プロロジスパーク北本」(7万4000㎡)、「相模原ロジスティクスセンター」(4万4000㎡)、「Dプロジェクト北八王子 C棟」(2万9000㎡)。

12か月見通しでは、3PL等運輸業の旺盛な需要が継続する見通しである一方、プライムエリアの新規供給は引き続き逼迫することから、賃料の緩やかな上昇基調が持続する見通し。

需要は、東京圏全体では大規模開発計画の発表が続いているが、現時点で予約契約は比較的順調であり、ベイエリアの賃料に与える影響はあったとしても限定的なものにとどまると予測している。

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