ヤマトHD/羽田クロノゲートの付加価値ゾーンを公開

2013年09月30日 

ヤマトホールディングスは9月30日、竣工したばかりの羽田クロノゲートの上層階(7階、6階)にある付加価値機能エリアなどを初めて公開した。

<集中管理室。羽田クロノゲートの頭脳部となる>

付加価値機能エリアは羽田クロノゲートの持つ特徴の一つで、物流に価値を付加するもので、ヤマトグループの各社がそれぞれの役割で入居。

本格的な稼働は来春の予定で、グループ会社の集約と設備導入を進めている最中だ。

<設備導入前の洗浄エリア>

<設備導入前のメンテナンスエリア>

核となるのが7階のヤマトロジスティクスメディカルロジスティクスカンパニーが担当する医療機器の洗浄・メンテナンス事業(ローナー支援事業)。

病院で手術の際に使用する医療機器や医療用器械の洗浄とメンテナンスを行うもので、羽田クロノゲートを利用する場合、顧客の作業拠点と在庫、拠点間の移動時間が不要になる。

ターゲットは今のところ関東近辺の代理店30社。そのルート便網を整備し、すでに数社の業務を担当することが決まっているという。今後、革新的な物流インフラとしてメディカルプラットフォーム化をめざす、としている。

<オンデマンドセンター内>

<メーリングソリューションの作業室>

6階では、ヤマトパッキングサービスドキュメンツロジスティクスカンパニーがメール便配送の前工程である「印字・印刷」「封入」「仕分発送」まで、一貫した作業を提供する。オンデマンドプリンターで必要な数だけ印刷したDMを顧客の要望に応じた封入で対応する。

一貫サービスで短納期・低コスト・高セキュリティを実現、さらに、最短全国翌日配送が可能としている。

また、ヤマトマルチメンテナンスソリューションズが提供するのは、トータルリペアサービス。修理関連業務をワンストップでサポートするもので、今のところ外資系の家電メーカーの製品修理からアフターサービスまでをターゲットとしている。

現在、茨城県土浦市に家電製品のメンテナンスセンターを持っており、そこではコーヒーメーカーやプリンターなどの修理を行っている。今後、家電メーカーの修理のデファクトスタンダードにしたい、としている。

そのほか、ヤマト包装技術研究所は輸送・物流環境の再現設備による包装の安全性調査や保冷製品の想定温度や湿度環境再現し、体勢影響を検証・確認する新規設備「恒温恒湿室」の設置も行い、2014年度からサービス開始予定だ。

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