ERPパッケージライセンス市場/2013年は前年比11.3%増を予測

2013年04月25日 

矢野経済研究所は4月25日、2012年のERPパッケージライセンス市場(以下:ERP市場)について、2013年のERP市場は2ケタ増を継続し、前年比11.3%増の1,215億円と予測している。

<ERPパッケージライセンス市場規模推移と予測>

2013年はアベノミクスによる円高是正や金融緩和が進んでおり、景気が上向くことで、企業の投資は活性化し、ERPへの投資も順調に増加するとみている。

日系企業のグローバル化がERP市場にとって追い風となり、グローバル化した日系企業では、海外事業の強化やサプライチェーンの最適化のためにITを活用するという意識は高く、海外拠点ERPを導入したり、国内外のERPシステムを統合したりする動きが加速しているという。

業種別にみると、円安の恩恵を受け、海外事業の拡大にも積極的な自動車・自動車部品や機械などの業種の企業で、更なるIT投資の拡大が期待できるとしている。

なお、2012年は前年比12.6%増の1,091億円(エンドユーザー渡し価格ベース)と推計した。

2000年頃にシステムを導入した初期のEPRユーザ企業がリプレイス時期を迎え、2012年にはシステム投資が回復し、老朽化したシステムの更新が進んでいる。

リーマンショック後の厳しい経営環境を経験した企業では、事業の強化や業務プロセスの見直しを目的に、新たに戦略的なERP導入も進んでいる。

このような状況から、ERP市場は活性化し、再び本格的な成長トレンドに入ったと考えている。

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