横浜市港湾局/取り扱い貨物が減少、輸出貨物は震災が影響

2012年03月09日 

横浜市港湾局は3月8日、2011年の横浜港統計速報を発表し、1万2139万トン(6.4%減)と、貨物量が回復した昨年から減少に転じた。東日本大震災や円高、タイの洪水などの影響を大きく受けている。

輸出は、3566万トン(14.9%減)と震災による落ち込みなどにより、大きく減少している。

品種別では、第1位の完成自動車の取扱量は、1143万トン(6.1%減)と減少。第2位の自動車部品は、559万トン(16.6%減)、第3位の産業機械は、375万トン(2.2%減)、第4位の鋼材は、203万トン(14.3%減)、第5位の染料等化学工業品は、180万トン(23.8%減)となり、特に主力となる自動車関連の品種は、年後半に回復の兆しは あったものの、通年では大幅減となっている。

国別では、昨年過去最高を記録した第1位の中国は、895万トン(12.9%減)となった。また、第2位のアメリカ合衆国(24.2%減)、第3位の韓国(10.2%減)、第4位のタイ(23.2%減)、第5位のオーストラリア(34.0%減)と上位5か国は軒並み2桁減となり、特にアメリカ合衆国、タイ及びオーストラリアの落ち込みが大きい。

輸入は、4515万トン(0.3%減)の減少と、昨年並みの取扱量となっている。

品種別では第1位のLNG(液化天然ガス)の取扱量は、755万トン(5.2%増)と昨年に引き続き増加している。第8位の完成自動車(20.1%増) は、アメリカやタイなどからの輸入が大幅に取扱量を伸ばしている。

国別では、上位4か国が減少している中で、第5位のマレーシア(36.2%増)は、LNGや重油の取扱が増え、大幅増となった。第8位のタイ(30.1%増)は、10月の洪水の影響がありましたが、通年では完成自動車の伸びなどにより、大幅に増えている。

コンテナ取扱個数は、308万個(6.0%減)と減少し、外貿280万個(6.2%減)、内貿28万個(3.8%減)と、外内貿とも前年比で減少に転じた。輸出では北米向け(アメリカ合衆国、カナダ)コンテナが大幅減となっている。

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