タイ洪水被害/浸水地域広がる、支援策も活発に

2011年10月27日 

タイ洪水被害は、その後も拡大しているが、支援策も活発になってきている。

東レのアユタヤ工場は10月6日夜に稼働を停止、14日に浸水が確認され、現在1階部分が冠水している。バンコク工場は工場近隣地域の浸水を受けて10月26日に稼働を停止。現在、浸水に備えて生産設備の保全措置に着手している。

小糸製作所の子会社は現在のところ工場内への浸水などの被害はなく、生産に支障をきたす設備被害等は発生していない。また、被災地域の復興のために義援金として1000万円を供出すると決めた。

小野計測の子会社はノンタブリ県にあり、現在のところは直接的な被害は受けていない。しかし、チャオプラヤ川に近いため、安全を考え営業を停止している。

ウェッジホールディングスは第4報を発表し、アユタヤの子会社は現在営業停止中だが、ようやく水深が下がり始めたとのこと。イースタンシーボード地域3支店、タイ東北地方のナコンラチャシマ県1支店は洪水の被害もなく、今後の影響も可能性は低い、としている。

タイ洪水被害が広がる中、支援策を発表する企業も増えている。

花王グループでは、現地で被災者支援を行なっている「ラチャプラチャヌクロファウンデイションアンダーロイヤルパトロネージ」を通じて、500万円の義援金を拠出した。

あわせて、社員による寄付組織「花王ハートポケット倶楽部」からは、「ジャパン・プラットフォーム」を通じて、タイを含む東南アジア各地における救援活動に対して、50万円の支援を行なった。

また、タイにある花王グループ関係会社では、被災地での生理用品、シャンプーなどの支援物資(約165万円相当)の提供を行なった。

豊田通商は、タイの現地法人とともに、義援金500万バーツ(約1250万円)をタイ赤十字社を通じて供出する。

川崎汽船はタイの現地法人とともに、200万パーツ(約500万円相当)をタイ赤十字社に供出した。また、タイ政府機関と連携し、浸水堰き止めに利用するための海上コンテナを提供している。

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