タイ洪水被害/浸水被害広がる中、生産再開も

2011年10月19日 

タイの洪水被害は依然とどまることなく、被害の地域が広がっている。19日も各企業の被害状況が伝えられている。

東レグループはタイ国内に5社8工場があるが、その内ハイテック工業団地にある工場は、浸水の可能性が高いことから10月6日夜に稼働を停止。その後15日に浸水が確認され、現在は幹線道路が冠水しているため、工場には近づけない状況。

クボタは生産拠点の一つがナワナコン工業団地にあり、18日午後同社工場も建屋・設備等への浸水が確認された。同工場では11日午後から生産を停止中。アマタナコン工業団地の拠点は直接被害はでていないものの、サプライヤーの洪水被害により、17日から生産を停止中。チャチェンサオ県304工業団地の拠点は現在のところ被害もなく、生産活動を続けている。

ケーヒンは2報目を発表し、ロジャーナ工業団地にある子会社は工場建屋が浸水し、10月8日から工場の操業を停止。現時点では再開の目途がたたない、としている。

一方で、同社は全社BCP体制を敷き、継続して顧客への商品供給に対し全力で取り組んでいる。代替生産について、二輪車・汎用製品は、日本及びインドネシアの工場で代替生産を行うなど、顧客への供給体制を確立し、ECU(エンジンコントロールユニット)については代替生産拠点より納入を開始する、としている。

ミネピアは5報目の被害状況を発表。5か所の工場の内、4か所で操業停止中。その内、バンパイン工場は20日から生産開始予定。アユタヤ工場は25日から生産開始予定。

フジクラは3報目の被害状況を発表。同社拠点は8か所あるが、その内6か所が浸水を受け、操業を停止している。被害を受けていない2か所は通常通り操業中だが、サプライチェーンが乱れ、業務に支障がでる恐れがある、としている。

オカモトはナワナコン工業団地にある子会社工場の敷地内と建物内が徐々に浸水被害を受けつつある、としている。操業は一時停止している。

武蔵精密工業はパツムタニ県ナバナコン工業団地にある子会社の敷地と建物に浸水したため、18日現在工場の操業を一時停止した。

ナワナコン工業団地にあるソディックの子会社は、10月19日に敷地と建物に浸水被害を受けたと発表した。

朝日インテックの子会社はパトゥムタニ県バンガディ工業団地にあるが、いまのところ洪水被害による直接的な影響はない。10月12日より操業は停止しているが、10月24日まで引き続き一時停止することを決定している。

日本カーバイド工業の2つの子会社はいずれも現時点では洪水の被害を受けていないものの、販売やサプライチェーンの乱れで業務に支障がでる恐れがある、としている。

パーカーコーポレーションの子会社はバーンパコン郡 ウェルグロウ工業団地にあり、現在のところ浸水被害はない。そうぎようは安全に配慮して停止中。

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