川崎汽船/4月~6月の売上高3.8%減、営業損失98億9300万円

2011年07月30日 

川崎汽船が7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高2442億1000万円(前期比3.8%減)、営業損失98億9300万円、経常損失88億600万円、当期損失37億2700万円となった。

厳しい事業環境のもと、エコ減速航行をはじめとするコスト削減に全力を挙げ取り組む。しかしながら、震災の影響等による事業環境の変化を補うには至らなかった。

ドライバルク事業では、当累計期間において、中国の鉄鉱石輸入は堅調な伸びを示したものの、大型船は新造船の大量竣工による供給増が需要の増加を上回り、市況は低水準で推移した。

中小型船においても、中国・インド向け石炭の荷動きが旺盛であったものの、市況の押し上げには至らず、大型船市況に引きずられる形で低水準で推移した。

効率的配船や運航コスト削減等に努めたが、市況低迷の影響により、増収減益となった。

自動車船事業は、東日本大震災の影響を受けた国内自動車メーカーの生産は急速に回復しつつあるが、当累計期間の日本からの完成車輸出は前年同期比でほぼ半減。

復航と三国間航路に関しては、日本製自動車部品の供給不足の影響が懸念されたが、総じて堅調な荷動きを維持した。

日本からの輸出の急減に対しては停船や係船を含めた対策を実施したが、燃料油価格の高騰や円高等の影響もあり、減収減益となった。

通期は、売上高1兆600億円(7.6%増)、営業損失50億円、経常損失60億円、当期純利益20億円(93.5%減)を見込む。

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