バンテック/3月期の売上高16.1%増、営業利益44.3%増

2011年05月10日 

バンテックが5月10日に発表した2011年3月期決算は、売上高1319億2000万円(前年同期比16.1%増)、営業利益60億9600万円(44.3%増)、経常利益61億9900万円(37.1%増)、当期利益22億5900万円(9.2%減)となった。

昨年秋に、グループ企業が営んでいた重量機工事業と引越事業から撤退し、国内の子会社8社を国内4つの地域に分割して地域ごとに統合し、4社に再編・集約した。

業務の効率化を図るため、本社(横浜市)と日本橋オフィス(東京都中央区)に分散していた営業部門と本社機能を2010年4月に川崎市に集約した。

新たな拠点として、チェンナイ(インド)と鄭州(中国)に自動車事業関連の物流センターを開設し、自動車以外の分野では2010年6月に大黒物流センター(横浜市)を稼動し、大阪物流センターの2011年4月の稼動に向けて準備した。

資本構成面では、日立物流の公開買付けを受け、本公開買付けに賛同の意見表明を行い、日立物流は同年4月26日に20万9550株を取得し、同社の親会社となった。

国内物流事業は、自動車事業関連は、期前半はエコカー補助金・減税の効果等により好調に推移し、期後半もエコカー補助金の打ち切りに加え、震災の影響等による落ち込みがあったものの、全般的には引き続き堅調に推移した。一方、自動車事業関連以外は、大黒物流センターの立ち上げが増収に寄与した。

この結果、同事業の売上高は、前期に比べ100億200万円、13.0%増収の866億6500万円となり、営業利益は、14億5400万円、66.4%増益の36億4500万円となった。

国際物流事業は、期前半は航空・海上貨物取扱量がいずれも前年実績を上回った。期後半は航空輸出の伸び率が鈍化したものの、対前年では航空・海上貨物取扱量のいずれも依然として増加傾向で推移。利益は、航空運賃の値上げ等の影響により減益となった。

この結果、同事業の売上高は、前期に比べ32億5800万円、16.1%増収の235億4800万円となり、営業利益は、1億2800万円、10.6%減益の10億8900万円となった。

海外物流事業は、米州は対前年で若干の増収に留まったが、中国、東南アジアを中心に航空輸出貨物取扱量の増加や中国における自動車関連物流の増加により、大幅増収となった。

この結果、同事業の売上高は、前期に比べ50億5600万円、30.4%増収の217億500万円となった。営業利益は、5億4600万円、67.1%増益の13億6200万円となった。

来期の業績予想は、東日本大震災とそれに伴う電力制限等による経済活動や個人消費への影響等がグループ業績に与える永輝用を現段階で見通すことが難しいため、今後慎重に精査して発表するとしている。

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