ANA/4~12月の国際線貨物売上高66.7%増の650億円

2011年01月31日 

全日本空輸(ANA)が1月31日に発表した2011年3月期第3四半期決算によると、貨物事業の国際線貨物は輸送重量が42万5000トン(前年同期比40.1%増)、売上高650億円(66.7%増)となった。国際線の郵便輸送重量は1万7000トン(9.0%増)だったが、売上高は23億円(4.7%減)だった。

アジア域内の液晶・半導体関連部材や、自動車部品を中心とした日本発北米向けの需要が活発だったため。

貨物便ネットワークは、10月31日より高需要路線である成田-上海(浦東)・香港・台北便を増便し、昼間帯は日本とアジア間の直行便を運航し、局所的に需要の発生する地点・時期には機動的に貨物臨時便を設定することで、需要の取り込みを図った。

夜間帯に運航している沖縄貨物ハブネットワークは、2009年10月の供用開始から1年が経ち、実績は順調に推移している。

また、羽田空港国際化に伴い国際線旅客便の貨物スペースが大幅に増加したことにより、北米・アジア間の三国間貨物を含め、新たな貨物需要を取り込んでいる。

国内線貨物は、輸送重量が34万6000トン(1.9%減)だったが、売上高は245億円(0.8%増)。国内線郵便輸送重量は2万3000トン(7.4%減)、売上高は25億円(3.6%減)だった。

日本各地から国際線への接続貨物需要が伸びているが、上半期において国内線運航機材を小型化していたこと等により貨物搭載可能スペースが減少していた影響が大きく、輸送重量は下回った。

なお、10月より国内貨物運賃体系を一部変更し、従来に増して貨物スペースを有効活用できる仕組みを導入している。

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