トーハン/桶川SCMセンターでオリコン配送80%に拡大

2011年01月24日 

トーハンは1月17日、書籍の注文品物流の梱包材を従来のダンボールからICタグ付きの折り畳みコンテナ(以下:オリコン)に順次切り替え、地球環境に配慮したグリーンロジスティックスの積極的な推進を図ると発表した。

オリコンによる注文品出荷は、2008年からトーハン桶川SCMセンターにおいて一部店舗を対象に実験的に導入し、その後、段階的に拡大してきた。

この間輸送効率、オリコンの仕様、供給・回収のオペレーションを検証し、現在40万個を超える量にまで拡大し、2011年中には取扱量の80%をオリコン出荷に切り替えることを目指している。

オリコン出荷を取扱量の80%まで拡大することで得られるCO2排出削減量は、年間で約4000トンで、開梱後の空のオリコンは、書店からの返品に利用され、桶川SCMセンターに回収、再び出荷に利用する。

環境に配慮した効率的な循環型資材として、雑誌新刊や書籍新刊の物流にも拡大する予定。

また、上智大学の荒木勉教授の協力により「ICタグによる供給・回収の管理システム」を業界に先駆けて導入、オリコンのトレーサビリティ管理を進め、ICタグにより1オリコン単位の管理と一括管理が自由自在となるため入出庫情報を完全に把握、滞留や紛失を防ぎ効率的な循環を確立する。

さらに、オリコンの統一規格化による業界レベルの取り組みを目指しており、書店、出版社、販売会社(取次)、輸送会社の業界全体での取り組みに拡大することで得られるCO2削減量は11000tトンにもなる。

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