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ソニー/イメージセンサーの生産能力増強、投資額1000億円

2010年12月28日/物流施設

ソニーは12月27日、ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンター(以下:長崎テック)に、CMOSイメージセンサーの生産能力の増強すると発表した。

投資総額は約1000億円で、スマートフォンやデジタルスチルカメラ市場などで拡大する需要に応えられるCMOSイメージセンサー“Exmor”(エクスモア)、“ExmorR”(エクスモアアール)の供給体制を強化する。

なお、ソニーセミコンダクタ九州の熊本テクノロジーセンターへの約400億円の投資(2010年9月1日に発表)に加えて、今回の投資により、ソニーはCCDとCMOSイメージセンサーの総生産能力を、現在の約25,000枚/月から2012年3月末までに約50,000枚/月へ増強する予定。

投資内容は、東芝所有の半導体製造設備の取得予定の製造設備(長崎テックのFab2棟内に所在)の一部をCMOSイメージセンサーの製造設備に整備(新規設備と設備改造)する。

さらに、長崎テック3号棟にCMOSイメージセンサーのウェーハ加工の一部設備などを整備・設置する。

ソニーセミコンダクタ九州(株)の概要
本社:福岡市早良区百道浜2-3-2
設立:2001年4月1日
代表者:代表取締役社長岡山政紀
資本金:242.5億円(ソニー100%出資)
生産拠点:鹿児島、大分、長崎、熊本
従業員数:約9,000名(平成22年3月末現在、請負派遣を含む)
事業内容:半導体の開発設計、製造など

長崎テクノロジーセンター
所在地:長崎県諫早市津久葉町1883-43
設立:1987年12月1日
敷地面積194,000㎡
延床面積209,000㎡
生産品目:MOSLSI、CMOSイメージセンサーなど

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