アスクルは4月8日、梱包資材の削減を目的としたECO-TURN配送を開始したと発表した。
従来のように商品をパッキングとともに段ボール箱に詰める代わりに、繰り返し利用が可能なリターナブルバック(通い袋)や折りたたみコンテナ(通い箱)で商品を届け、商品配送後アスクルが回収するもの。
ECO-TURN配送はアスクルアリーナの利用客を対象に、港区、文京区など東京都内10区で開始。6月中には東京23区に全域導入する。この23区での展開で梱包資材として使用している段ボール箱などを、6月以降1年間の計画で約200トン削減する。
23区への導入後は、アスクルアリーナの全国の当日配送エリアにも拡大する予定。また、SOLOELでも賛同する企業に順次導入する。
今後、4月21日に完全子会社化する予定のBizex(仮称)など他の物流パートナー企業とともに、環境配慮を含む物流サービスの提供と物流効率の向上を加速するという。