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DHL/タイ・スワンナプーム空港にDHL Expressバンコクハブオープン

2006年11月15日/未分類

DHLは11月14日、タイのスワンナプーム国際空港に新しいDHL Expressバンコクハブをオープンした。

2,200万米ドルを投資したこの新施設は、DHLの長期成長戦略を裏づけるものであると同時に、アジア太平洋地区を対象とした最近の投資活動の一環。

DHL Expressバンコクハブによって、高まる顧客ニーズに応え、国際貿易フローの改善を実現できる態勢が整った。このバンコクハブは、香港、シンガポール、ソウル、シドニー、東京のハブや、アジア太平洋地区各国のゲートウェイ施設とともに、アジア太平洋地区内外を、シームレスに24時間態勢で結ぶハブ・アンド・スポークの力強いネットワークを形成する。

DHL Expressバンコクハブは、総面積がテニスコート40面分にあたる1万2,000㎡以上、倉庫スペースも1万㎡近くあり、これまで利用してきたドンムアン空港の施設の5倍の広さとなる。

施設はスワンナプーム国際空港の貨物用エプロンと滑走路に隣接しているため、サービスの効率を最大限高めることが可能となり、貨物処理のスピードを上げることができ、ハブでは210人以上のスタッフが働き、1時間あたりで2万3,000個以上、1年あたり600万個以上の貨物を処理できるようになる。

また、ハブには、バンコクで2番目となる「クオリティーコントロールセンター(略称:QCC)」が設立され、年中無休、24時間態勢で航空、陸上輸送中の貨物の状況を積極的にモニターする地域内・国内のコントロールセンターのネットワークを形成する。

また、サービス向上に向けたDHLの継続的な取り組みの一環として、革新的でグローバルな貨物輸送状況管理システム「クオリティ・シップメント・モニタリング・システム(略称:QSMS)」も、2006年11月初めにタイに導入された。

このQSMSによって、DHLの顧客サービスはさらに向上しました。予定の時間内に遂行されないオペレーションがありそうな場合、独自の性能と特長を備えたQSMSによって、各国のQCCに勤務するアナリストたちに、直ちに警報が発信される。

一つ一つの貨物をドア・ツー・ドアでリアルタイムにモニターすることによって、問題が生じる可能性があればすぐに察知し、事態が深刻にならないうちに調整するための戦略を取ることができるので、より適切な危機管理を行うことができる。

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