大王製紙(株)は首都圏における物流体制の強化を目的として、首都圏内陸部に「北関東物流センター」を建設する、建設着工した。完成は、10月末の予定。
同センターの建設は、特に首都圏エリアでの塗工紙巻取品の需要増に対応し、印刷会社等得意先からの様々なニーズに対し、よりスピーディーに対応できる物流体制を備え、安定供給とサービスの向上を図るもの。
そのため塗工紙を主とした印刷用紙をはじめ、出版用紙、包装用紙の巻取品在庫を最大13,000トンまで在庫し、スリッター設備を設置するとともに、日曜・祝日および24時間緊急出荷体制が可能な倉庫として運営する。
北関東物流センター建設概要
投資額11億円
所在地:埼玉県行田市大字長野地内「長野工業団地内」
敷地面積13,012m2(3,936坪)
延床面積約8,076m2(約2,443坪)
建物構造:鉄骨造平家建
完成予定時期:平成17年10月末日
保管能力:約13,000トン
主要保管品:塗工紙
付帯設備:加工機