DHLは、同社日本法人の代表取締役社長を務めるスコット プライスを2005年1月1日付でDHL Expressのアジア太平洋地区CEO(最高経営責任者）に任命した。
プライスは、前DHL Expressのアジア太平洋地区CEO（最高経営責任者）を務めたジョン マレンの後任としてアジア太平洋地区を統括する。現在、ジョン マレンは、DHLの親会社であるドイツポスト・ワールドネット（DPWN）のマネージメントボード（取締役会）の任命によりDHL ExpressのCEOを務めている。
プライスはこれまで、同社のDHLジャパン（株）の代表取締役社長として、DHL Expressにとってアジア太平洋地区最大の市場である日本を担当していた。2002年の着任以来、日本での事業を率いて高成長を維持し、競争の激しい環境の中で指導力を発揮して日本市場での同社のマーケットシェアを第3位から現在の1位へと大きく躍進させた。
DHLに入社する以前、プライスはコカ・コーラ社に10年間勤務し、日本での管理職や香港でのダイレクターおよびカントリーマネジャーなどの要職を歴任した。
プライスは米国出身で、ノースカロライナ大学にて経営学の学士号、ヴァージニア大学にて経営学修士号（MBA）およびアジア研究の修士号を取得している。
