イオン／「イオン関西NDC」2月25日稼動開始

イオン(株)は２月２５日、物流センター「イオン関西NDC」を稼動をする。
NDC(National Distribution Center)は、全国の店舗に商品を供給する機能を備えた統合物流センターの基幹施設で、現在、計画を進めている新しい物流ネットワークを構築する39施設の中で最大規模となる。
機能は、仙台RDC(Regional Distribution Center)を皮切りにこれまで全国の5ケ所に開設したRDCの機能に加え、全国の店舗で販売する商品の在庫を一ヶ所に集中することにより、効率化が図れる自社開発商品などの保管と関東RDC・中部RDCと並んで、西日本エリアの取引先が出荷する商品の集荷拠点としての役割を担う。
イオン関西NDCの概要
名称：イオン関西NDC　(エヌ・ディ・シー)
業務委託先：株式会社　日立物流
敷地面積：63 885m2　(約19 325坪)
建物：鉄骨造　地上7階　塔屋1階　(高さ：48.85m)
建築面積：18 435m2　(約5 577坪)
延床面積：90 603m2　(約27 408坪)
接車バース数：108台(4t車×12台・11t車×96台)
主な装備：
垂直搬送機　8基(パレット用　6基、カート用　2基)
ケース・ソーター(104シュート)
ピース・ソーター(400シュート)
搬送コンベア　総延長　約9 890m
機能
(1)NDC(ナショナル・ディストリビーション・センター)機能
全国の店舗で販売する商品の在庫を一ヶ所に集中することにより、効率化が図れる自社開発商品などの保管・供給。
(2)RDC(リージョナル・ディストリビーション・センター)機能
近畿地区の店舗で販売する、グロッサリー・ノンフード商品を保管・供給。
(3)NXD(ナショナル・クロスドック・センター)機能
西日本エリアのお取引先様が出荷される商品を集中的に集荷し、　関東・中部地区は対象のRDCへその他地区はXDへ基幹輸送。
(4)XD(クロスドック)機能
近畿地区の直営店舗41店舗とグループ企業の物流センターへ商品を配送。
対象商品：生鮮品を除く全商品
業務開始日：2003年2月25日(火)
当初計画の19拠点39施設のうち、仙台RDC・仙台PC・関東RDC・静岡PC・中部RDC・兵庫RDC・四国PC・九州RDCの8ケ所が現在稼動している。