アライプロバンスは7月6日、所有していたJR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から徒歩5分に立地する高級分譲タワーマンションシリーズ「Park Tower錦糸町」の区分所有100戸の売却に関して、決済引渡しが完了したと発表した。
これにより、同社はこのマンションの自社所有分すべてを売却したことになる。
同社は2020年7月金属加工業から総合不動産業に事業転換、社名を新井鉄工所から現社名に変更した。同社の旧浦安工場跡地(1万4878m2)に建設中のマルチテナント型物流施設「アライプロバンス浦安」(延床面積:3万4581m2)は、今年10月末に竣工予定。旧江戸川工場跡地(約5万7000m2)においても、東京23区最大級の物流施設(延床面積:約12万m2)を計画中だ。
今後同社は、中期経営計画において、不動産事業全般の拡大を図っていくことを掲げていることから、本件売却は、不動産の開発、運用、付加価値を高めた上での投資家に売却、仲介、開発推進に関わるプロジェクトマネジメント、竣工後の建物運営管理を行うプロパティマネジメント事業、アセットマネジメント事業、コンサルティング、鑑定評価などを展開していく大きなきっかけとなる第一歩と位置付けている。
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