データマインは7月7日付で、米国海上コンテナ輸入の6月実績をまとめた。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(12か月・3年間 2017年6月>
アジア主要10か国・地域発のTEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同月比3.7%増の129万TEUとなった。
1~6月累計では4.8%増の732万TEUとなり、過去最高となった。
アジア発の主要品目の動きは、全体の17%を占める家具類が12.8%、つづく機械類5%、プラスチック4.9%、とそれぞれ増加に対して、電子電機2.7%、自動車関連4.2%、アパレルが7.1%とそれぞれが減少だったが、上位10品目合計(シェア63%)では2.9%の増加だった。
アジア国・地域別では, アジア発の64%を占める1位中国発は8.2%増、1~6月累計も6.4%増となった。
2位韓国発は4%減で1~6月累計も1%減だった。韓国発TS分は中国、日本、ベトナム、インドネシア発はいずれも減少だった。
3位台湾発は12.9減で、1~8月累計は2%増となった。
4位香港発は5.2%減だったが1~6月累計は1.9%増だった。
5位ベトナム発は39.6%の大幅増で1~6月累計も30.2%増だった。
7位シンガポール発は27.9%減と16か月連続のマイナスで1~6月累計も16%減だった。
以下、8位インド発6.8%増 (1~6累計14.4%増)、9位タイ発28.2%増(累計24.8%増)だったが、10位マレーシア発は3.8%減 (累計7.1%減)だった。
6位日本発(直航分)は7.7%減で8か月ぶりにマイナスだったが、1~6月累計では6.4%増だった。
日本発の韓国経由TS分は23.9%減、中国経由TS分は61.6%増、台湾経由TSは33%減だった。
一方、日本発直航分に含むアジア発TSは、ベトナム発が50.9%減だったのに対して、フィリピン発41.7%、中国発9.5%減、タイ発85.3%とそれぞれ増加だった。
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