プロロジスは7月6日、茨城県古河市において、センコーの専用物流（BTS型）施設「プロロジスパーク古河3」の起工式を行った。
＜プロロジスパーク古河3の完成イメージ＞
センコーはプロロジスのリピートカスタマーで、関東広域をカバーする新拠点として活用する計画。
プロロジスパーク古河3は、約3.5万m2の敷地に地上2階建ての物流施設と、併設する平屋建ての危険物倉庫2棟を開発する。竣工予定は2018年8月。
施設西側と東面の一部にトラックバースを配置し、荷捌きの効率化を図り、敷地内には、乗用車駐車場・トラック待機場を十分に確保し、車輌が周回できる計画となっている。
施設内はLED照明と昼光センサーを採用し、エネルギー消費の軽減を図る。
開発地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道五霞ICからは約6km（約10分）の北利根工業団地内に位置している。
今年2月に圏央道境古河IC～つくば中央IC間が開通したことにより、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながったため、関東全域から、東北方面や関西方面への広域配送が可能となり、東日本における広域拠点として期待されるエリアという。
今回の開発により、プロロジスがBTS型施設の集積地として開発を進めてきた「プロロジスパーク古河」プロジェクトが完結する。
西隣のプロロジスパーク古河1は医薬品卸のスズケングループのBTS型施設として、東隣のプロロジスパーク古河2は日立物流ファインネクスト株式会社のBTS型施設として、いずれも稼働中となっている。
■ プロロジスパーク古河3の計画概要
所在地：茨城県古河市北利根
敷地面積：34,916.92m2
計画延床面積：合計31,255.64m2
構造：地上2階建て（危険物倉庫2棟は平屋）、鉄骨造
着工：2017年7月
竣工予定：2018年8月
