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GLP/着工前の「GLP流山III」、約50%が契約済み

2017年05月23日/物流施設

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は5月23日、「GLP流山I」「GLP流山III」で賃貸借契約を締結したと発表した。

<GLP流山IIIの完成イメージ>
20170523glp1 500x187 - GLP/着工前の「GLP流山III」、約50%が契約済み

<GLP流山Iの完成イメージ>
20170523glp2 500x256 - GLP/着工前の「GLP流山III」、約50%が契約済み

賃貸借契約を締結したのは、着工前の「GLP流山III」で約4万m2、3PL企業1社と現在建設中の「GLP流山I」で約3万m2の賃貸借予約契約を締結した。

「GLP流山III」の入居を決定した日本ロジステックは、縦搬送能力に優れ、かつ同時に保管効率も向上させるレイアウトが可能な点、免震構造や全館 LED 照明といった最新鋭の設備を備えている点、トイ レ・駐車場台数の充実や大型シーリングファンの設置といったパート社員確保で重要となる庫内労働環 境向上を図る提案、3棟から成る「流山プロジェクト」で予定されている共用サービス(無料バス、コンビニエンスストア、派遣会社事務所誘致など)が充実している点が決め手となった。

日本ロジステックは「GLP流山III」を既に同エリアで運用する拠点での需要拡大に対応する新たな戦略的営業拠点として利用する。日本ロジステックは「GLP三郷III」に入居しており、GLPとは2件目の賃貸借契約となる。

また、GLPにとって新規顧客で、「GLP流山I」の賃貸借契約を締結した3PL企業は「GLP流山I」が 高速道路のIC至近の立地である点、免震構造に加えて非常用発電機の備えにより事業継続性が確保されることや施設で働く人向けの環境やアメニティが充実している点などを評価し、入居を決定した。

これら賃貸借契約により「GLP流山I」は賃貸面積の約25%、「GLP流山III」は約50%が契約済みとなる。

3棟から成る総延床面積約32万m2、投資総額約590億円のプロジェクトである「GLP流山」は、2018年2月に「GLP流山I」(延床面積約13万m2)、同5月に「GLP流山II」(同約9万6000m2)が竣工予定で、「GLP流山III」(同約9万1000m2)は2017年10月に着工予定。

いずれもプレキャストコンクリート(PC)造・免震構造の先進的物流施設で、都心から約25km、常磐自動車道流山ICから約0.5km、国道16号線にもアクセス良好、加えて東武野田線初石駅から約1.8kmに立地する。

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