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マンハッタン/オムニチャネル新時代に向け、製品ラインを一新

2017年05月11日/IT・機器

マンハッタン・アソシエイツは5月11日、ラスベガスで開催された年に一度のユーザーカンファレンス「Momentum」の会場において、 次世代向けに開発された新たなソフトウェア&サービス製品群「 Manhattan Active Solutions 」を発表した。

「Manhattan Active Solutions」は、商取引の現場で必要とされるあらゆるプラットフォームを統合することで、マンハッタンが培った最新テクノロジーを余すところなく利用できるスイート製品。

流通小売企業が市場ニーズに最新テクノロジーで応えたいという課題に応えるため、 マンハッタン・アソシエイツでは製品ラインを刷新し、 新たに「Manhattan Active Solutions」という名称で、統合されたスイート製品の提供を開始した。

「Manhattan Active Solutions」は、拡張機能やカスタマイズ部分への対応を自動的に行うため、顧客は常に最新のテクノロジーを活用できる。さらに、更新作業の自動化により、アップグレードにかかるダウンタイムは削減され、追加のアップグレード費用も不要となる。

「Manhattan Active Solutions」は、顧客の利便性に合わせて、マンハッタンが提供するクラウド、あるいはパブリッククラウドおよびプライベートクラウドなど、さまざまな運用環境から自由に選択することが可能。もちろんオンプレミスで利用になる場合でも「常に最新の」環境のテクノロジーインフラとして活用できる。

Manhattan Active Solutionsは、3つのソリューションスイートで構成され、いずれも、企業全体にわたる顧客情報、在庫情報、受注処理などの業務情報をシームレスかつインタラクティブに行えるよう設計されている。

Manhattan Active Omniソリューションスイートは、オムニチャネル事業を積極的に推進する企業の需要に応えるために開発されたomni-channel-as-a-serviceを実現するプラットフォームのひとつ。このクラウドネイティブな新たなソリューションは、バージョンナンバーを有せず、常に最新バージョンへの拡張が可能で、エンタープライズオーダー管理、POS(Point of Sale)、クライエンテリング、ストアインベントリ、フルフィルメントなどの各製品を同一のアプリケーション・プラットフォーム上で統合的に管理する。

また、 同時に発表したActive Storeモジュールは、オムニチャネルが当たり前となった昨今の顧客や店舗スタッフの需要に柔軟に応えるため、さまざまな場所で多様なデバイスを使って販売することを可能にした。

Manhattan Active Supply Chainソリューションは、Manhattan Active Distribution と Manhattan Active Transportationの各スイート製品で構成されている。

また今回、マンハッタンの倉庫管理テクノロジーを常に最新に保つための新たなプログラムであるManhattan Active WMの提供も開始した。Manhattan Active WMは、 クラウド、 オンプレミスのいずれの環境でも利用できる。

Manhattan Active Inventoryソリューションスイートは、社内の関係者間のコミュニケーションを活性化し、間断のない在庫最適化を可能にする。ソリューションはクラウドで提供され、サブスクリプションベースのサービスとして利用できる。

また、このソリューションでは、Sales and Operations Planning(S&OP)のワークベンチ・アプリケーションも提供される。詳細に作成された需要予測をほぼリアルタイムに適用することで、在庫商品の発注に関する意思決定を円滑に行うことを可能にする。

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