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オークマ/100億円投じ、本社新工場の部品工場完成

2017年05月09日/生産

オークマは5月9日、“次世代ものづくり”をさらに進化させ、一層の高効率生産・高付加価値生産を実現する本社新工場Dream Site 2(DS2)の部品工場が完成し、稼働を開始したと発表した。

<DS2部品工場>
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<工場内で稼働するロボット>
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<大物部品のFMS(フレキシブル・マニュファクチャリング・システム)>
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同社は、2013年5月に本社で自己完結一貫生産型のスマートファクトリー Dream Site 1(DS1)を稼働させ、IoT 活用の高効率・高付加価値生産に取り組んできた。

量産レベルの生産性を保ちながら多品種少量生産を実現すべく、最新の自動化・無人化技術、先進のIoTと現場の知恵(ノウハウ)を融合させ、オークマが考えるスマートファクトリー「自動化と熟練の技が織りなす未来工場 Dream Site」を構築。

従来、多品種少量の重量部品の加工システムにおいてはロボットの活用が難しいとされてきたが、DS2 部品工場では高度なロボット活用を図り、完全自動の部品加工システムを構築する。

全ての部品にワーク ID(識別タグ)を装着し、部品の所在を正確に把握・管理し、加工・物流の指示を俊敏に行う。

工場全体の生産の進捗、機械の稼働状況を見える化し、データ分析をリアルタイムで実施する。現場の改善力で日々進化する工場を目指す。

DS2では、中・小型旋盤、研削盤の自己完結一貫生産を行う。

■DS2部品工場の概要
所在地:愛知県丹羽郡大口町下小口5-25-1
建物面積:1万1000m2
操業開始:2017年3月
投資額:約100億円
用途:中・小型旋盤および研削盤用の部品加工

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