アスクル/LOHACO専用の物流センター「ASKUL Value Center日高」、稼働

2017年04月25日 

アスクルは4月25日、 新たな物流拠点「ASKUL Value Center 日高」(AVC日高)を新設し、4月20日から出荷を開始したと発表した。

<GLP狭山日高II>

倉庫火災により、LOHACOの東日本向け基幹センターであった「ASKUL Logi PARK首都圏」(ALP首都圏)の出荷能力を失ったため、アスクル初のLOHACO専用物流センターとして開設した。

AVC日高は、グローバル・ロジスティック・プロパティーズの新築物件「GLP狭山日高II」の1階から3階部分を賃借した。

一つの箱の中に、さまざまな価値を詰めて顧客に届ける~one box multi value~という想いを込めて、この新発想の物流センターを「ASKUL Value Center」と名づけた。

A圏央道と国道16号の結節点に立地し、圏央道を利用して、東名・中央道・関越道・東北道・常磐道へのアクセスが良好であり、LOHACOの東日本エリアをカバーする基幹センターとして運営する。

ALP首都圏は、LOHACOのほかBtoBの出荷にも対応する必要があったため、LOHACOに特化した商品在庫方法やピッキング手法を採用することが難しい側面があった。

AVC日高は、ALP首都圏の代替センターとして全く同じ機能のセンターを再現するのではなく、LOHACO専用センターとして、頻繁に発生する商品入れ替えに対応する在庫方法、18時以降の夜間の注文が多いことに対応する運営方法などを追求し、さらに進化した物流センターを目指す。

ALP首都圏に設営していた精米センター「アスクルライスセンター」の早期開設と、 冷蔵設備の導入も視野に入れ、取扱商材の拡大を実現する。
 
ハンディピッキング方式による商品出荷を開始し、6月末には簡易マテリアルハンドリングシステムと自動梱包機を導入し、9月末にはコンベアラインの設置を行い、2018年初頭にはシャトルシステムの設置とコンベアラインを増設し、段階的に物流センターの高度化・自動化を進めていく。

これまで培った物流センターの設計・運営ノウハウを活かすとともに、LOHACO専用センターとして生産性を徹底的に追求し、24時間365日フル稼働のeコマース時代に適したセンターとして構築していく。

GLP狭山日高IIは、埼玉西部で唯一の免震構造物流施設であるとともに、 液状化リスクが極めて低い強固な地盤に立地している。防災センターでのバックアップ電源や井水設備の採用など、BCPにも配慮された物流センターとなる。

庫内の防災については、飯能日高消防署の指導のもと体制を構築している。

AVC日高と、近隣代替センターの所沢センターを合わせて、ALP首都圏に就業していたスタッフ740名(直接雇用280名、 派遣スタッフ460名)のうち420名の雇用を継続する。

LOHACO専用のセンターとすることで、これまでアスクルが「LOHACO ECマーケティングラボ」の活動を通じ、メーカーと共に取り組んできたECならではの「デジタル」マーケティングに、「リアル」マーケティングを追加することを可能にする。

これまでの「デジタル」マーケティングは、 Webサイト上のリコメンドや、 販促企画、 メルマガや広告配信といったものに限られてきたが、 これに加えて、 メーカーのサンプル品やチラシ・リーフレットの同梱発送といった「リアル」マーケティングを、アスクルのもつビッグデータを活用して効果的に行うことで、AVC日高は顧客とメーカーとの接点をより強化するプラットフォームとして機能していくとしている。

■施設概要
名称:ASKUL Value Center 日高
物件名:GLP狭山日高II
所在地:埼玉県日高市大字上鹿山字茗荷沢792-1
着工:2015年4月
竣工:2016年9月末
稼動開始:2017年4月
敷地面積:約4万3000m2
賃借面積:約4万6200m2
※建物全体延床面積は約8万5700m2
建物階数:地上5階建(1階~3階部分を賃借)
トラックバース数:59バース(1階~3階部分合計)

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