大京、フルタイムシステム/宅配3社の受取可能、宅配ボックス共同開発

2017年04月10日 

大京とフルタイムシステムは4月10日、再配達ゼロをコンセプトに共同開発を進めてきた住戸専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を発表した。

<ライオンズマイボックス>

<扉が開いた様子>

<取り出しの様子>

ライオンズマイボックスは、「必ず受け取りたい、確実に届けたい」という居住者と宅配事業者双方の視点から利便性を向上させた新世代のマンション用宅配ボックス。

現代の宅配利用頻度や、ネット通販の標準的な荷物のサイズに対応した居住者ごとの専用宅配ボックスを用意。一つのボックスで省スペースで効率的な荷物の受け取りを実現した。

<足立区のライオンズマンション東綾瀬公園グランフォートから採用する>

大京グループが供給するマンションに2017年度竣工物件5物件、2018年度竣工物件10物件に導入する予定で、計画中物件も含め、今後開発する物件には基本的に導入していく予定だ。

また、大京グループが管理する53万個の既存マンションにも提案導入する。さらに、大京グループだけでなく、フルタイムシステムの販路を通じて、他のマンションにも提案導入を図る。

ライオンズマイボックスの特徴は、1つのボックスに1つの荷物ではなく、複数入庫によりボックスのスペースを利用できる。

例えば、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の宅配物が、同じボックスで受け取ることができる。それぞれの配送業者は個別のカードでセキュリティ対策をする。メールボックスとの一体化により、郵便と宅配便を一度に受け取ることができる。

<住戸専用ボックスのサイズ>

寸法については、試行錯誤を繰り返し、アマゾンの宅配物の寸法を基本に考えて、ボックスの幅や奥行を設計したという。

設置により、従来は15%程度の世帯カバー率だったものが、住戸専用ボックスと共用ボックスにより、120%の世帯カバー率となる。さらに、共用ボックスにはゴルフクラブも入る寸法も用意する。

<左が大京の落合英治専務執行役、右がフルタイムシステムの原幸一郎代表取締役>

大京の落合英治専務は「大京の宅配ロッカーの開発は古く、1987年には導入している。その後、フルタイムシステムと共同開発を続けてきた。ライオンズマイボックスは、社会の課題解決と顧客の要望から開発したもの。少しでも、再配達解消の一助となり、顧客の満足度が増してもらえることを期待している」と話した。

フルタイムシステムの原幸一郎代表取締役は「全国宅配ロッカー台数はマンションで約2万6000棟と業界一。世界で一番最初に宅配ボックスを開発した功績を認められ、日本記念日協会から当社の創立記念日が宅配ボックスの日に登録された。ボックスの大きさはさまざまなシミュレーションを経て考えたもの。外装は木目なりカラフルな色合いなどさまざまに変化できるようにしてある」と述べた。

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