UDトラックスは4月6日、国土交通省にボルボFHのリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置(ブレーキペダル)。
大型トラックのブレーキペダルにおいて、このペダルのシャフト部を固定するスプリットピン(割りピン)の組付けが不適切なため、フットブレーキ操作によってシャフト部からスプリットピンが脱落することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキペダルとプレートの結合部からシャフトがずれて、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
全車両、当該シャフト部のスプリットピン固定状態を点検し、不適切な場合は修正
する。なお、スプリットピンが紛失していたり損傷がある場合は、新品と交換する。
リコール対象車の台数は計397台。不具合の件数は0件、事故は0件。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001180146.pdf