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GLP/児童養護施設の子どもとボランティア活動を実施

2017年03月30日/CSR

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は3月30日、特定非営利活動法人ハンズオン東京を通じて東京都内の児童養護施設で暮らす小中学生達とカンボジアの子ども達向けのボランティア活動を共同で実施したと発表した。

<GLP社員との作業風景>
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GLPは、ハンズオン東京を通じた最初の活動として、2016年3月に児童養護施設の小中学生に「GLP三郷III」内での就業体験の場を提供、そして2016年11月には第二弾として、同施設とスポーツ交流の機会を持つなど継続的にボランティア活動を行ってきた。

今回は第三弾としてGLPが2013年から支援しているシャンティ国際ボランティア会が主催する、絵本の読んだことのない国の子ども達に日本で出版されている絵本に翻訳文を印刷したシールを貼り付ける「絵本を届ける運動」に児童養護施設の子ども達にも参加してもらい、共同で作業を行った。

今回は児童養護施設の集会室を提供してもらい、ボランティアとして5名のGLP社員が参加し、シール貼りについて説明し、共同で作業にあたった。13名の小中学生が参加し、合計13冊の絵本へのシール貼り作業を完了させた。

その後、今回出来上がった絵本が送られるカンボジアの子ども達へGLPの社員と一緒にクメール語で手紙を書いた。

GLPは、事業を展開する中国、ブラジル、米国などでもさまざまなCSR活動に取り組んでいるが、特に子どもの学校づくりを推進する「Hope School Program」では中国でGLPが物流施設を開発したエリアにおいて合計13校の学校創設を実現している。

日本では、社員のボランティア休暇制度を制定するなど、さまざまな地域社会に貢献する活動に取り組んでいるが、プログラムに参加できない社員がこのような活動をサポート出来るように、定期的な社内イベントの参加費をCSR活動の費用の一部とする仕組みを作っている。ハンズオン東京の考え方や活動にも共鳴し、今後も同法人とCSR活動を実施していく予定だ。

GLPの帖佐義之社長は、「GLPはグローバルでも、さまざまなCSR活動を行っているが、今回は社員が子ども達と共同で作業を行い、交流を深める良い機会となった。今まで就業体験、スポーツ交流などを行ってきたが、今後もさまざまな活動を通して子ども達に社会や世界の他の地域を知ってもらう機会を提供する活動を続けていく予定」と述べている。

ハンズオン東京のコーポレートプログラムマネージャーの深澤天童氏は、「弊会では、児童養護施設で暮らす子ども達の自立支援活動を推進している。普段、大人との交流が少ない子ども達が大人と共同でボランティア活動を実施し、自分たちが他の人を支えるという貴重な体験をGLP様に提供頂き、感謝している。子ども達が社会や世界に目を向けるに大変良い機会になったと思う」と話した。

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