パイオニアは3月28日、業務用車両向けのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」で、効率的な訪問順を自動算出する「訪問順最適化機能」を 新たに搭載すると発表した。
パッケージサービスである「ビークルアシスト」に、 本格的な配車計画システムなどに採用されている“訪問順の自動算出機能”を搭載することで、コストを抑えつつ、日々の運行コース作成業務の簡素化および、効率的な運行管理・支援を行える。
主な強化内容は、簡単、 スピーディーに効率的な訪問順を自動算出する「訪問順最適化機能」を搭載。日々の訪問先を任意の訪問順で選択し、パソコン画面上の「最適化する」ボタンを押すだけで、即時に移動時間の少ない効率的な訪問順に並べ替える。
訪問先の滞在時間や到着指定時刻を考慮して訪問順を並び替えることも可能。
地図データの毎月更新に対応した。管理者、オペレーターが使用する地図データの更新頻度を、年1回から月1回に変更した。
新しい道路の開通や、市町村の合併などによる住所変更の反映が早くなり、最新の情報で運行管理を行える。車両や地点を示すアイコンのサイズなどを見直すことで地図画面の視認性を向上している。
機能を搭載した「ビークルアシスト」は3月29日から提供する。
「ビークルアシスト」は、カーナビゲーションをはじめとする業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理、メッセージによる業務指示や運行コースの送信・進捗管理のほか、危険運転の把握や自動日報作成など高度な運行管理・支援を行える。