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日通/新造船に海洋表層モニタリング装置を搭載

2017年03月28日/3PL・物流企業

日本通運は3月28日、特定非営利活動法人のヴォ―ス・ニッポンとの間で、海洋計測機器を日通の新造船「ひまわり8」に搭載することで合意したと発表した。

<ひまわり8イメージ>
20170328nittsu1 500x459 - 日通/新造船に海洋表層モニタリング装置を搭載

<モニタリング装置のイメージ>
20170328nittsu2 500x459 - 日通/新造船に海洋表層モニタリング装置を搭載

ヴォースは、民間船舶を利用して海洋表面を長期的にモニタリングすることで、気候変動や水循環など地球環境の変動を正確に把握するためのデータ収集を行い、精度の高い現場測定値として無償で情報公開している。

既に取り組んでいる外洋の計測データは、豪州の海洋観測統合システムやベトナムの海洋研究所など、沿岸国のデータベースや世界中で予測モデルの解析値などに活用されている。

日通の「ひまわり8」は東京~北海道間に就航し、本邦沿岸海域の塩分と水温データを計測する予定。計測されたデータは沿岸海域の気象海象予測や水産分野の漁況予測、沿岸域の海流や生物環境などの研究分野等への活用が期待される。

なお、「ひまわり8」は、3月30日下関市で進水式を執り行う。

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