ヤマト運輸は3月17日、再配達受付の締め切り時刻を4月24日から変更すると発表した。
6月中に宅急便の配達時間帯の指定枠も変更する。
再配達受付の締め切り時刻は、セールスドライバーが20時までだったものを19時まで、サービスセンターの20時は19時まで、再配達自動受付が20時を18時40分まで、インターネットの19時40分を18時40分までに、変更する。
配達時間帯の指定枠の変更については、「12時から14時」の時間帯指定を廃止する。また、「20時から21時」の時間帯指定を廃止し、「19時から21時」の時間帯指定を新設する。
ヤマト運輸は、社員の法定休憩時間の適切な取得や、勤務終了から翌日の始業までの間に一定時間のイ ンターバルを設ける制度の確立など、社員が働きやすい環境を構築するために、サービス内容を変更することを決定したもの。
なお、宅配便市場では、Eコマースの拡大により物量が増加する一方、労働人口の減少などにより労働需給は逼迫し、厳しい経営環境が続いている。このような状況の中、ヤマト運輸は労働力確保に向けて職場環境を改善し、社員の新しい働き方を創造するために、2月1日、「働き方改革室」を本社内に新設し、全社をあげて働き方改革を推進していく。
