三菱ふそうトラック・バスは3月16日、インドネシアで「コルトディーゼル」として販売するFUSOの小型トラック「キャンター」が、1975年の発売以来、累積販売台数100万台を到達したと発表した。
単一市場、単一商用車モデルの100万台達成は、商用車ブランドではFUSOが初めて。
コルトディーゼルは、インドネシアでの輸送需要が増え始めた1975年に発売し、同年には、同車両のインドネシア国内での組み立ても始まった。
インドネシアでのFUSOブランドの卸売・販売事業は合弁会社であるクラマユダ・ティガベルリアン社(KTB)が行っており、46年にわたり、同国市場で成功を収めている。
三菱ふそうは1970年にインドネシア市場に参入し、翌年の車両発売以来、46年にわたりトップシェアを維持し続け、人気車種である「コルトディーゼル」はインドネシアの小型トラック分野でシェア55%を誇り、2016年には小型トラックの販売台数で首位を獲得した。