LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日本ロジスティクスファンド投資法人/1月期決算、売上高2.2%増

2017年03月10日/決算

日本ロジスティクスファンド投資法人が3月10日に発表した2017年1月期決算によると、売上高は77億4800万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は39億8100万円(1.1%増)、経常利益は35億9100万円(0.8%増)、当期利益35億9100万円(0.8%増)だった。

物流不動産の賃貸市場では、サードパーティーロジスティクス(3PL)事業者による集約移転、アパレルを中心とする小売業の物流効率化とインターネット通販事業者の配送インフラの拡充大規模物流施設に対する需要をけん引した。

首都圏では2016年の大規模物流施設の供給は過去最高だったが、旺盛な新規需要も認められた結果、足元の空室率は堅調に推移した。

一方で、一部エリアでは新規需要に対して直近の供給が過大であったため、空室期間の長期化や賃料水準の下押し圧力が見られた。

日本ロジスティクスファンド投資法人は、当期において、すでに準共有特分を保有している草加物流センターについて、スポンサーパイプラインを活用した追加取得を決めた(取得価格80億8000万円)。

継続的な内部成長に向けた取組みとして2016年4月より工事を開始したOBR(保有する物件を自ら再開発すること)の第三弾となる清須物流センターの工事が順調に進捗した。

来期(2018年1月期)の予想は売上高82億3400万円(3.4%増)、営業利益41億8500万円(2.5%増)、経常利益37億4000万円(2.1%増)、当期利益37億3900万円(2.1%増)を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース