日本通運は3月6日、新たな鮮度保持輸送サービス「フレッシュ青果便」と「空飛ぶ鮮魚便」を3月から販売したと発表した。
フレッシュ青果便は、湿度を調整することで青果物の鮮度をより長く保持できる新たな技術(特許出願中)により、青果を新鮮な状態で海外へ海上輸送するサービス。
しかも貨物積載スペースを減らさず、ワンウェイでの利用が可能であり、同種の他サービスに比べ低コスト化を実現した。
空飛ぶ鮮魚便は積水化成品工業と共同開発した高性能発泡スチロール容器「Flying Fish Box/飛び箱」(特許出願中)を利用した航空輸送サービス。一般貨物扱いで鮮魚輸送が可能となるため、コスト低減につながる。
日通では、陸・海・空の各輸送モードでの食品輸送サービスを「日通フード・ロジスティクス」としてラインナップし、3月7日から開催される「FOODEX JAPAN2017」で紹介する。