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日本冶金/中国での委託生産で合弁会社設立

2017年02月28日/国際

日本冶金工業は2月27日、中国での高機能材事業の強化に向けた生産販売体制確立するため、中国大手鉄鋼メーカーの南京鋼鉄との合弁会社を設立すると発表した。

中国ユーザーニーズに応えるため、現地大手鉄鋼メーカーである南京鋼鉄に厚板製造工程の委託について、検討を開始した。

南京鋼鉄は、江蘇省南京市に本拠を置く普通鋼高炉メーカーで、国際的にも最新鋭・高性能の厚板設備(5000mm幅熱間圧延機/3800mm幅ステッケルミル等)を保有している。

日本冶金からの素材供給を前提に市場ニーズに即した生産ができるものと期待している。

南京鋼鉄は、大手国営石油会社をはじめ中国に多くの顧客を有しており、中国現地法人である日邦冶金商貿(上海)を通じた販売ルートに、合弁会社を通じた南京鋼鉄の販売ルートを加えることで、中国市場におけるこれまで以上の需要捕捉が期待されている。

■合弁会社の概要
名称:未定
所在地:中国江蘇省
資本金:1000万人民元
出資比率:日本冶金60%、南京鋼鉄40%
董事長:日本冶金が派遣
事業内容:高機能材の仕入販売、委託圧延・委託加工、技術及び品質保証サービス
営業開始:2017年12月頃

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