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米国/アジア発米国向けコンテナ輸送1月は前年比5.5%増の128万TEU

2017年02月17日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は2月10日付で、米国海上コンテナ輸入の1月実績をまとめたが、1月のアジア発米国向けコンテナ輸送実績を米国税関ACE・B/Lデータの更新内容が不完全だったために、16日付で修正版を発表した。

アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送月別トレンド比較(10月~5月)2017年1月>

それによると、1月のアジア主要10か国・地域発は (B/L・母船積地ベース・実入り・TEU, FROB含まず) 前年比5.5%増の128万TEUとなった。

米国向け世界発もすべての地域発が好調で、6.8%増の179.8万TEU となった。

主要品目の動きも14%を占める家具類が12%増、8%を占める機械類が7.3%増となるなど閑散期の1月としては過去最多だったが、これは例年より早めだった春節前の対応で全体荷動きを押し上げたものと見られる。

アジア発国・地域別では、1位の中国が6.6%増だったが2位韓国は自国分が4%減だったものの中国発TS分が6.5%増で全体では0.4%増の横ばいだった。

3位台湾、4位香港はそれぞれ2.2%増, 4.6%増だった。5位のシンガポールは10.7%減と11か月連続のマイナスだった。10位マレーシア(10.9%減)は8か月振りのマイナスだった。

それに対して、6位ベトナム(30.7%増)は9か月間、8位インド(20.8%増)は6か月間、9位タイ(14.3%増)は10か月間連続と南アジアの好調が続いている。

7位日本発(直航分)は東京、清水、仙台がそれぞれ13.8%、33.6%、11.4%の増加だったが名古屋、神戸、横浜、大阪がマイナスで直航合計は1%弱の横ばいだった。日本発韓国TS分は40%減と5か月連続のマイナスだった。

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