DICは2月7日、ポリスチレン製品について、2月21日納入分より価格改定を実施すると発表した。
昨年12月にポリスチレン製品の価格改定を案内したが、その後も主原料であるスチレンモノマーのアジア市況価格は高騰を続けている。さらに、深刻化する物流業界の人手不足を背景に、物流コストも上昇してきている。
DICでは、引き続き自助努力による吸収を続けているが、急激な原料価格と物流コストの上昇を吸収するのは極めて困難な状況にある。今後の安定供給と事業継続を図るためには価格改定が避けられないと判断し、値上げを決定した。
価格改定幅は1kgあたり35円。