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SBS即配サポート/産業廃棄物中間処理プラントを刷新、能力拡大

2017年02月01日/3PL・物流企業

SBS即配サポートは2月1日、横浜市金沢区の環境事業部横浜事業所の産業廃棄物中間処理プラントを刷新し、本格稼働を開始したと発表した。

<大量の処理に対応する二軸破砕機>
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<物性(混合比)に応じて判別する光学式選別機>
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SBS即配サポートの環境事業部は廃棄物処理能力の拡大、再生原料化率の向上を目的に横浜事業所の産業廃棄物中間処理プラントを約11年ぶりに刷新した。

昨年10月、旧プラントを停止して入替工事を開始、1月に横浜市の許可を受け、2月1日から本格稼働を開始した。

刷新の目玉のひとつである高性能破砕機は、インバータ型の二軸破砕機で従来より処理能力が3倍に拡大。硬質物から軟質物まで広範囲な素材の廃棄物が処理可能になり、破砕粒度の縮小化で選別処理や最終処理の効率化が見込まれる。

新たに導入した近赤外線センサーで廃棄物を自動選別する光学式選別機。

プラスチック、繊維などを材質別に選別できる。例えば、プラスチックでは PET、PP、PE、PS といった材質別に選別可能となり、再生原料化率が高まる。

新プラントは、一日当たりの受入れ量が60tと従来の約2倍に拡大、増加する流通系廃棄物にも十分対応できる。

再生原料化を高めたことで廃棄物の処理工場から再生原料の製造工場に移行し、地球環境に配慮した21世紀型リサイクル事業を推進する。

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