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日通/中国の物流会社と業務提携、化学品物流の取扱い強化

2017年01月26日/国際

日本通運は1月26日、現地法人の上海通運国際物流が、中国最大手の通関・物流会社の中国外運グループの中外運化工国際物流と昨年12月26日に危険品を含む化学品輸送分野で新規セールス業務領域拡大を目的に、業務提携契約を締結したと発表した。

中外運化工国際物流は、中国での化学品・危険品輸送分野でトップクラスの物流企業で、中国国内で自社車両約360台の運行を行っている。

上海市奉賢区に3万6450m2(甲類2905m2、乙類1万383m2、丙類2万3162m2)の危険品保管用の自社倉庫を有し、各種危険品(毒物および劇物)の保管・配送業務も担っている。

日本通運が有する中国内外の抱負な輸送サービスと中外運化工物流の有する高品質な危険品輸送サービスを組み合わせることにより、安全性が求められる化学品や原料の輸送で、顧客のニーズに合わせたサービスの提供が可能になる。

日通は、戦略的業務提携により、化学品・危険品輸送のサポートを強化し、顧客のニーズに対応するサービスを拡充するとしている。

中国では2015年8月の天津爆発事故により、中国国内で危険品取扱業者に対する規制が厳格化される一方で、化学品メーカーを中心に化学品・危険品輸送に対する需要は従来と変わらない水準を保っている。

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