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プロジェクトGLP 「GLP座間」

2017年01月19日/物流最前線

ハードとソフトの融合で快適な施設目指す

【内覧のお問い合わせ】事業開発部 03-6858-2276(久保)

最も重要な物件施設のスペックについて、松脇氏は「現在考えられる最新のスペックを用意しています。物件そのものはなかなか他社物件との違いが明確にならないほど、構造や施工は似ていますが、その中でも最高ランクの作りとなっております。ハード面のスペックに加え、ソフト面のサービスを充実させ、差別化を図っています」という。レイアウト面では、柱の間口を11m×11mとすることにより、自由度の高いレイアウトが可能だ。バース部分は1スパンに4トントラック3台を同時接車することが可能。また、トラックバース近くに荷受事務所を設置している。

運営体制では、現地防災センター統括所長が、GLPの代務者としてカスタマーサポートを行う。24時間365日、警備員が常駐管理し、不具合発生時にも24時間対応が可能だ。緊急時アクションマニュアルを設定し、トレーニングされた危機管理体制を実現。そして、自社内に建物運営管理部門・技術部門を擁するGLPだけに、きめ細かいサービスを提供できる。

その特徴的な出来事があった。2016年1月18日に関東地方一円が大雪に見舞われた。ランプウェイ、スロープ部分は雪にうもれ、通行できない状況だった。「建物運営管理部門と防災センター要員、警備員が一緒になってランプ部の雪かきをしました。過去の積雪時、一部の物流施設のランプは雪で使用が難しくなっていたと聞いていますが、このGLP座間では通常通りに営業することができました」と駒氏。

<5F上りランプ付近での特殊車両を使った除雪>
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<エントランス付近>
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また、GLPの付加価値サービスには、「中古機器」の販売や「非常用燃料」の配備に関するものもある。GLPは中古物流機器売買サイト「マテバンク」の運営会社であるハイペリオンと独占的業務提携をし、GLP物件に入居いただいた顧客に対し、中古物流機器を特別価格で提供している。また、バックアップ電源設備で使用する非常用燃料は政府指針で3日間の電力継続供給が求められていることから、GLP専属の燃料貯蔵施設・燃料車輌を用意し、必要な量の燃料を配備している。

<GLPの付加価値サービス(人材派遣、中古機器)>
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<GLPの付加価値サービス(非常用燃料)>
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ハードとソフトの両面で業界トップクラスの物流施設としている「GLP座間」。駒氏は、「現在入居中の企業はその良さを理解いただき、十二分に活用いただいています。これからご検討いただく企業様にも実際に施設をご覧いただき、他の施設と比較検討していただければ、その素晴らしさが分かると思います」と話す。

そして、松脇氏は「ハードとソフトの融合でどれだけ快適な倉庫運営ができるか、実際のオペレーションを見て確かめていただきたいと思います。マテハンや空調設置のための電気容量なども余裕を持っています。食品、アパレル、通販、eコマース等業種は問いません。ぜひ一度内覧していただき評価していただきたいと思っています」と締めくくった。

GLP座間は延床面積が13万㎡あり、現在もテナント募集を行っている。松脇氏、駒氏の2人は顧客にハード・ソフト両面の素晴らしさ、施設で働く人々と環境への配慮を追求したGLP座間の姿を「きちんと正しく伝える努力を続けていきます」と今後の決意を新たにした。

<ドックレベラーを装備したトラックバース>
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■GLP座間概要
名称:GLP座間
立地場所:神奈川県座間市広野台2-10-10
アクセス:東名高速道路「横浜町田IC」から約6.1㎞、圏央道「圏央厚木IC」から約8.2㎞
小田急小田原線「相武台前駅」より約1.2㎞
地域区分:工業専用地域
敷地面積:5万8908.40㎡
延床面積:13万1761.88㎡
着工:2014年5月
竣工:2015年6月末
建物概要
主体構造:PC造/免震構造
階数:地上5階
賃貸面積:1フロア最大約6,700坪、最少区画約1,490坪
プラットフォーム:高床式1.0m
梁下有効天井高:5.5m
柱間隔:11m(D)×11m(W)
床荷重:各階1.5t/㎡
ドックレベラー:各階4台
垂直搬送機:なし(設置可能)
バース数:10t車:175台/4t車:275台(各階:10t車:35台/4t車:55台)
トラック待機場:地上31台(一部月極め駐車場あり)
乗用車駐車場:地上381台(内、軽自動車66台)

<GLP座間の平面図>
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<松脇 隆氏>
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■プロフィ―ル
事業開発部 グループリーダー
松脇 隆 ヴァイスプレジデント
1970年広島県生まれ
1994年生駒商事(現CBRE)入社の物流不動産仲介業務に従事
その後、日本レップ(現グッドマン)に入社し取締役営業部長として物流施設の賃貸営業の責任者として従事
退職後、2010年グローバル・ロジスティック・プロパティーズ入社
事業開発部 ヴァイスプレジデントとして神奈川県方面を中心に自身が率いるチームで物流施設の賃貸営業に従事し現在に至り22年間物流不動産の賃貸業務に携わる
事業開発部

<駒 俊志氏>
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駒 俊志 シニアマネージャー
1982年三重県生まれ
2006年大手不動産グループの関連企業入社
オフィス・商業施設の賃貸運営管理に従事
退職後、2012年グローバル・ロジスティック・プロパティーズ入社
事業開発部 シニアマネージャーとして神奈川県方面を中心に
松脇隆が率いるチームで物流施設の賃貸営業に従事
現在に至る

■問い合わせ
GLP
事業開発部
TEL:03-6858-2276(久保)
info.jpn@glprop.com

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